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201707/15
得意なこと、苦手なこと

最近、「士」のつく職業の方とお会いすることが重なりました。もちろん、成績優秀な方なのだろうなと思う一方で、「文章から読み取る力が、半端なく高いのだろうな」と想像しました。

私は、どちらかというと文章を読むよりも、耳から聞いた方が理解しやすいタイプです。一度教えてもらえると応用も利くのですが、最初のハードルを越えられないと、立ち止まったままになりがちです。取扱説明書を読めばすんなり理解できる人を、羨ましいと思います。

しかし、お会いした先生の一人が、「勉強ができてマニュアル通りに判断できたとしても、人の心に配慮がない判断は、どこかが違うと思う」といった話をされました。学力にコンプレックスがあるタイプの私としては、「そうだそうだ、もっと辛い人や不器用にしか表現できない人のことも、理解してほしい」と、激しく同感してしまいました。

誰であっても、得手不得手があり、適材適所で働いているのだなと思う一方で、思いやる気持ちを育てないと社会はよくならないなと考えました。

 

さて、話は少し変わりますが、メガネを作りに行ってきました。その際、「利き目はどちらですか」という話になり、簡単な方法で確かめました。人は利き目とか、右利きか左利きかなど、左右のどちらかを主に使っています。その右利きなら「右手に優位性がある」ということになります。

どちらが利き目かを知りたいときには、両手で望遠鏡のように構え、どちら側の目で見ようとするかを確認するとわかります。利き腕はわかりやすいですが、利き足もあります。床の上に小さな物を置き、それを考える間をおかないで、どちら側の足で蹴ろうとするかを見ればわかります。

多くの人は、利き目が右目だと、右利きであり、右足が優位です。どちらかに統一されていると、バランスがよくなります。しかし、右目が利き目なのに、左利きであると不便だと言われています。鏡文字が直らないといった課題を抱えている子どもを観察すると、バランスが悪いことがあるそうです。

 

人は誰でも個性があり、得意なことも苦手なこともあります。何が大切かといえば、自分を知り、得意なことを上手く伸ばして力を発揮し、苦手なことを補っていくことだと思います。完璧な人はいないのだから、相手にも寛容に応じることも必要だと思います。

自分を磨き、いろいろな人と穏やかに対応していきたいと思っています。

 

 

 

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