ブログ
201804/12
人との関わりについて 自分を0とか100ではなく・・・

私には二人の娘がいます。一人は、自分の気持ちを100%表現してきます。心を開いていていいのかもしれませんが、全部出されてしまうのも困るものだなと考えさせられました。

もう一方の娘が言うには、「これ以上言ったら喧嘩になると私は思って我慢するのに、○○はとことん言ってくる」ということです。場の空気が読めないということではなく、自己主張が強すぎるのだろうと思います。

そんな娘たちの言い分を聞きながら、自分の若い頃を思い出しました。私は、自分の気持ちをひた隠しにすることがいいと思ってきました。「我慢こそ美徳」のような感覚をもつ人が多かった時代に育ったからだと思います。

娘のように100%主張することによって相手を困らせることも、逆に自分を抑え込んで主張を0にしてしまうのも、本来の形ではありません。目指すのは、「自分にもいい、相手にもいい」という考え方です。

とはいえ、このようなアサーティブな考え方は、まだまだ一般的とはいえません。大人の手本が少ないので、子どもたちもそういった関わり方を見たり聞いたりして覚えることも難しいと思います。

ぜひ、大人がコミュニケーションの力を磨き、ほどよい自己主張をしながら、よい人間関係を築いていってほしいと思っています。

PAGE TOP