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201706/21
教育について思うこと カタカナだけの文章って読みにくい

「泣いた赤鬼」は、多くの人たちに親しまれている話です。浜田廣介の代表作で、1933年に発表されたものです。

古い話であっても、友達を思う青鬼の心には、うるっときてしまいますね。

さて、この話の中には、青鬼が赤鬼を思う手紙が出てきますが、それはすべてカタカナで書かれています。例えば、次のような感じです。

「ボクハ イツデモ キミヲ ワスレマイ」

調べてみたところ、1993年は昭和8年にあたり、同じころ宮澤賢治の「雨ニモマケズ」が書かれています。

私は「雨ニモマケズ」を中学校の教科書で初めて読みましたが、そのときにも全く読めなかったのを覚えています。

カタカナだけというのは、目から意味を取りにくいのです。音はわかるのですが、漢字と違って音から意味を想像しなければならないのですね。漢字というのは、音が同じであっても、意味を伴って教えてくれる優れものなのです。

今、道徳の教科書の編集に関わっていて、どういった支援をしたら子どもたちに読み取ってもらえるかを考える仕事をしています。カタカナ言葉をひらがなと漢字に直して示すのも、大切な支援なんだろうなと思った今日でした。

 

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